今年も残すところ、3か月となってきました。
時が経つのは、はやいですね。
まさに、「 少年老い易く、学成り難し 」だと思います。
中三生はいよいよ佳境に入っています。
中学二年生の皆さんは、来年に向けて授業の中身が濃くなってきていると思います。
将来を見据えた勉強を日々やってもらおうと考えています。
今日は、夏休みに少し気になった作文についてお話ししたいと思います。
夏休みは、読書感想文や作文の課題が多かったと思います。
教室では、自宅ではなかなか書けないというお子さんが、たくさん課題に取り組んでいました。
まず難しいのが、何も書けないというお子さんでした。
この場合は、まず書く練習をすることが大事になります。
書いた文章について指摘はしないことが、お子さんの自信や意欲に繋がります。
ある程度、練習すると、思い思いに文章を書いていくようになります。
小学生低学年のうちはこれで十分だと思いますが、慣れてくれば少しレベルを上げてもらいます。
その時に意識してもらうのが次の3つになります。
1. 自分以外の主人公を出す(疑似三人称視点)
「私は~」が多い文章は基本つまらない。年上の人物を出すのが楽です。あとはペット。
2. 「です・ます」は使わない。
上手い人のみ使ってもいいですが、受験においては不要です。
3. 時間と空間を意識する。
文を伸ばすコツは、出来事の前後をきちんと書くこと。
この3つが意識できるようになると、文章は本当に長く書けるようになります。
これが出来るようになれば、次は起承転結など構成に注意して書いてもらいます。
文章を書くことは、「めんどくさい」 「わからない」 「恥ずかしい」
など苦手にしているお子さんが多いです。
私も小学生の頃は苦手でした。
ただ、大人になって思うことは、非常に仕事の中で役に立つという事です。
なかなか学校のテストでは計れないことなので、今のうちにしっかり練習してもらいたいと思います!!
これも将来を見据えた勉強です。
教室の方では、題に対して自分の意見を書くという事から始めてもらいます。