中学生の皆さん、中間テストお疲れ様でした!!
2学期も中盤に差し掛かり、いろいろな行事が目白押しだと思います。
学校では勉強以外の体験も非常に大事です。
学校の行事や勉強のなかで
‟ 総合的な学習時間 ”というのがたまに出てくるので、少し調べてみました。
「総合的な学習時間とは」
子供の自ら学び自ら考える力などの全人的な生きる力の育成をめざし、
教科などの枠を越えた横断的・総合的な学習を行うために生まれ、
ゆとり教育と密接な関連性を持っている。
特徴としては、体験学習や問題解決学習の重視、学校・家庭・地域の連携を掲げていることである。
内容としては、国際理解、情報、環境、福祉・健康などが学習指導要領で例示されている。
「狙い」
・ 自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、
よりよく問題を解決する資質や能力を育てること。
・学び方やものの考え方を身に付け、問題の解決や探究活動に主体的、
創造的に取り組む態度を育て、自己の生き方を考えることができるようにすること。
・各教科、道徳及び特別活動で身に付けた知識や技能等を相互に関連付け、
学習や生活において生かし、それらが総合的に働くようにすること。
なかなか興味深い内容でした。
基本的な五科目の授業やテストの結果は
重要だとは思いますが、その結果に至った経過の方が大事です。
総合的な学習時間をうまく利用できていない学校もあるみたいですが、
精査して、準備していけばとても良い学習になると思います。
「生命の起源」 「生命の循環」 「食物連鎖」 「地域の歴史」 「世界の歴史」
などいろいろな題材があるみたいです。
おもしろい学校では、お笑いの授業を行い、生徒たちに漫才をしてもらうみたいです。
五科目だけをテストに向けて勉強するのではなく、
根本的な知識の欲求を満たすという様々な疑問を考えることは、
この時期の子供達にはとても重要だと感じています。
大人の当たり前は、子供たちにとっては不思議なことだらけです。
自ら調べ、自ら考え、自分の意見を持つことは、
これからの社会にはとても必要になります。
学校の先生方もお忙しいとは思いますが、
学校でしか出来ない「知の探究」は、是非行ってもらいたいです。
塾の方でもできる限り、導入してみたいと考えています。