睡眠時間と勉強

 

 冬が近づいてきました!!

生徒の皆さんには体調管理に気を付けてもらいたいと思います!!

これからのシーズンは受験やテストといった大事な日が続きます。

体調を万全にして挑めるように、睡眠の話を少ししたいと思います。

 

 受験やテスト前に猛勉強をしてあまり寝ていないという生徒をたまに見かけます。

最後の最後まであきらめずに勉強することは素晴らしいことだと思いますが、

はたしてそれはプラスになっているのか?一緒に考えてみましょう。

 

 小学生、中学生、受験生と皆さん環境によって睡眠時間はバラバラです。

受験生は5~6時間が平均的な睡眠時間のようです。

睡眠には2種類あり、時間によってそれぞれの睡眠時間が変化します。

 

レム睡眠(身体の休息)・・・身体が休んでいる。脳が起きているので夢をみやすい。

ノンレム睡眠(脳の睡眠)・・・脳が休んでいる。身体を支える筋肉は動いている。

 

二つの睡眠をバランスよくとるのが良いみたいです。

寝始めはノンレム睡眠がメインで起こり、6時間を超えると同じくらいレム睡眠が起こります。

ということは受験生の平均睡眠時間では、レム睡眠が活発になるときに目覚めてしまうということです。

皆さんも一度は経験があると思いますが、

睡眠時間が少ないと身体がだるいというのは、こういう仕組みからなのです。

勉強をするだけなら脳の休息(ノンレム睡眠)だけでいいかもしれませんが、

病気に負けない為には身体の休息(レム睡眠)も必要です。

2、3日寝込んでしまうと、勉強は出来なくなってしまいます。

毎日睡眠をしっかりとって、こつこつ勉強することが、実は一番効率がよいのです!!

あとはなかなか難しいですが、ゴールデンタイムといわれる

22時から2時までの間にしっかり睡眠を取るのが身体にはよいそうです。

受験生の方は、これくらいの時期から夜は早めに寝て、朝勉強するリズム

にしていくことが健康な身体を作る事にも大事になるのです。

 

 受験はフルマラソンみたいなものです。

こつこつゴールに向けて勉強していくことが大事になります。

‟ 心 ”  ‟ 技 ”  ‟ 体 ”

どれも大事なので意識して整えていきましょう!!