GWも終わり、教室の方ではテスト対策の準備に入っています。
GWは皆さん、リフレッシュできましたか?
天気も五月晴れの日が多く、家族で出かけた方も多かったのではないでしょうか。
今日は、多角的な物の考え方について少しお話ししたいと思います。
昨今、作文や小論文の重要性が語られています。
教室の方でも、中学三年生や小学六年生の作文や小論文を
添削する機会が多くなってきました。
おっ!!と思う内容も多く、楽しく添削させてもらっています。
相手にわかりやすく伝えることが大事で、たとえを用いたりするのは
とても重要になります。
基本となる部分はやはり言葉の量になってきます。
同じ事を伝える場合でも、いろいろな言い回しをすることが大事です。
少し意識して、書いてみて下さい。
内容に関しては自分の経験や知識の量が重要になります。
繰り返し練習することで少しずつ身についてくる部分です。
それに加え、惹かれる作文・小論文はというと、多角的な物の見方をしている内容です。
よくスポーツで鷹の目と言われます。
それは、空から見ているような視点をもてることですが、
作文や小論文の場合は、コインの裏表の考えに近い気がします。
例えば、留学について書く場合。
ほとんどの方が、どこの国に行きたい、何を勉強したい、と自分視点で書いています。
ここでコインの裏表視点を持つと、
外国の方が日本に留学へ来た場合について書けます。
もう一つは、日本の文化や習慣、歴史を外国の方に伝えたいも書けます。
このように一つの事例に関して、必ず多角的な見方・考え方が出来ます。
これは、文章を書く場合に限らず、普段の生活でも非常に役に立ちます。
けんかをした場合、失敗をした場合、成功した場合、など。
一つの事例には必ず一長一短があり、
相手が100%悪い、自分が100%正しいもありません。
時間軸によっても違います。あの時はよかったけど、今はよくない。
このように文章を書く場合だけではなく、普段の生活でも多角的な考えが出来るように
なると、視野が広がるはずです。
作文や小論文を練習しながら、多角的な物の見方・考え方をできるように
なってもらいたいと思います。