教育とは何か

 

 

 中間テストが近づいています。

教室の方では、活気づいてきている頃だと思います。

今日は、根本的なお話を少ししたいと思います。

 

 皆さんが日ごろ勉強しているのは、学問になります。

学問とは教育の中に含まれている一部分になります。

どちらかというと、暗記をメインとした知識を増やすことに、

重点がおかれています。

では、教育の本質は何なのか少し考えてみて下さい。

 

 教育の歴史を紐解いてみると、国や時代によってだいぶ変化してきています。

単純に考えても、戦国時代には学問より、剣術を学んでいたはずです。

人類最初の教育と言われているのが、遠い昔ギリシャでおこなわれた

肉体を鍛える教育が最古のようです。

これをスパルタ教育といいます。(ギリシャのスパルタ地方でおこなわれた為)

当時は、食料を獲たり、領土を確保することが重要で、

一番必要とされていた人材は身体能力が高い人だったのです。

 時代が進むと、頭の教育が台頭してきます。

これは簡単にいうと、植民地時代の貧しい国や支配した国に

いう事を聞かせる方法を考えるための教育です。

相手を効率よく動かしたり、騙したりすることを考えます。

 さらに時代が進み、現代はというとマネジメント能力や

マーケティング、セールス力が教育の課題となります。

 

このように教育は、時代によって必要な人材を育てる事に

重きを置かれています。

 

 そこで2020年の入試改革も含め未来の教育とは

どのように変化していくのか??一度考えてみる必要があると思います。

現在はインターネットやクラウドの発達に伴い、知識は簡単に検索できます。

私の考えでは、その知識をどのように使っていくかが大事になると思います。

それに加え、ある学者は心の教育が重要になると語っています。

わたしもそう思います。

心の教育とは、範囲が広いですが、

相手の気持ちを理解して伝えたり、ルールを破らない、

勇気を持って行動する、などだと理解しています。

知識や答えは、今まで以上に簡単に手に入る時代になると思います。

それらを使い、その人の魅力で、社会に役に立つような人が求められるのでは

ないかと感じています。

皆さんが頑張っている勉強で得た知識を、正しく使い、人の役に立てるような

人になってもらいたいと思います。