二学期が始まり、日々涼しくなってきましたね。
秋の足音もどんどん近づいてきました。
秋といえば、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋と
なぜかフレーズが多いですが、秋の夜長を有効利用してもらいたいと思います。
今日は、物事の本質についてお話ししたいと思います。
最近、国語力の必要性が説かれることが多くなってきました。
国語力とは何かということですが、
私は、物事の本質をとらえる力だと考えています。
国語を勉強すること、本を読むことで相手の気持ちを考える練習にもなります。
コミュニケーション能力ともいわれますが、
相手がどう考えているかを考慮して、会話をすることはとても大事になります。
国語の勉強では、作者が何を言いたい、伝えたいのかを問われます。
また、登場人物がどう感じているのか、どう考えているのかが問われます。
これを考え、学ぶことはコミニュケーション能力向上に繋がります。
もっとレベルをあげていくと、物事の本質を考えられるようになります。
これは大人になってからも重要な力になります。
例えば、上司から資料を会議までに作ってほしいと言われたときに、
ただ、資料を作りコピーをするだけでは本質をつかんでいません。
新入社員に資料作りをさせるのは、会社やプロジェクトの事を自分なりに
勉強してほしい、資料をよく読んでほしいという意図があります。
また自分ならどういう意見を言うかなども考えてほしいという意図があります。
資料作り1つをとっても、本質をつかめるかどうかでその先が変わります。
また、日常生活でも物事の本質をつかむかことは大切になります。
例えば、今日、芸能人の結婚のニュースが新聞に載っていました。
~~~(歌手)と~~~(女優)
子宝婚!!と見出しがありました。
よかったね。おめでとう!!と思う事も大事ですが、
私は古い考えなので違和感を覚えてしまいます。
少し前までは順序が違うと新聞でも怒られていたはずが、
いつの間にか
順序がちがう→できちゃった婚→子宝婚
と変化しています。時代の流れなので仕方ない部分もありますが、
本質はどういうことなのかをしっかり考えて自分で判断してもらいたいと思います。
このようにネットやニュースでいろいろな情報に触れる機会が多くなっています。
よいことではありますが、物事の本質をつかんでほしいと思います。
そうしないといろいろな情報に流されてしまいます。
勉強を頑張らないといけない・・・
こう考えることは、とても大事だとは思いますが、
一度、なぜ今勉強をしているのかを考えてもらいたいと思います。
勉強をすることの本質は将来の為が一番です。
どのように将来に活かすかは人それぞれなので、一度考えてみて下さい。
そうすれば、自然と勉強を出来るようになると思います。