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新学期を迎えるにあたり、塾への入会を考えてくださる方は多いです。
その理由は様々ですが、最も多いのが、
「次、中3になるので…」「もう中1なので…」
など、次の学年を意識された理由です。
おそらくその「次、~年生になるので…」に続く言葉や気持ちは、
「このままではいけない」というものではないでしょうか。
詳しく書き直すと、「次、~年生になるので、このままの勉強スタイルではいけないと思い、塾に通おうと思った」ということなんだと思います。
その「このままではいけない」という気持ち、本当に大切だと思います。私はそれを、「もっと成長したい」という願望の表れだと考えています。
そのため「このままではいけない」という気持ちに対して、「塾に通う」という一歩を踏み出せたことを、本当に素晴らしく思います。通塾してくれている生徒も同様に、「このままではいけない」と春期講習を頑張ってくれた生徒や、4月からの通塾回数を増やしてくれた生徒に対しても、本当に嬉しく思います。
しかし、「このままではいけない」と思っていても、なかなか一歩を踏み出すことはできないものです。
例えば勉強の場合だと、
「もっと勉強しないといけないと思っているけど、部活が忙しくて…」
「家で勉強しないといけないと思っているけど、習い事で時間がなくて…」
というのはよくある理由ですよね。
「~だから~できない」というように考えてしまうのはごく普通のことだと思います。
しかし、最近読んだある本では、その考え方を否定していました。
「~だから~できない」のではなく、「~したくないから、~という理由を選んでいる」という考え方です。
具体的な例にすると、
「部活が忙しいから、勉強時間が増やせない」のではなく、
「勉強時間を増やしたくないから、部活が忙しいという理由を選んだ」
という考え方です。
環境が悪いのではなく、あなたがその方法を選んだというものです。
確かに、「部活が忙しい人は全員、勉強時間を増やせないのか?」と聞かれてるとそうではないですよね。忙しい中でも増やしている人はいます。
だからあくまで「勉強時間を増やしたくない」という気持ちや目的が先にあって、それに合う理由を選んでいると本には書かれていました。厳しい考え方ですね。
しかしこの考え方は「あなたは甘いんだ!」ということを言いたいのではありません。
この考え方が伝えたいことは、環境や過去によって、これからのあなたが決定するのではないということ。
これからどうするかは、全てあなた次第で変えられるということです。
つまり、
もしあなたが「このままではいけない」という思いがあり、変わることを望むのならば必ず変われるということです。
それがもし!もし勉強のことであれば、ご気軽にご相談ください…!