やり方は3つしかない、正しいやり方、間違ったやり方、おれのやり方だ
新年度が始まり数日が経過しました。
どの学年の生徒も新しいクラスに慣れて、勉強、委員会、部活に精を出してくれているようです。
4月は学校の授業がなかなか進まない時期ですので、この時期は生徒みんなにはガンガン予習をしてもらっています。
来週からのゴールデンウィークの休みを抜ければ、部活の春期退会、その後、すぐに中間テストがありますので、時間はあまりありません。
さて、新学年になってまもなくですので、勉強はまだまだ難しくないかもしれませんが、後に難しくなるのは明白です。
難しいと思って勉強するのは、骨が折れるものです。
そこで、こんな話があります。
その昔、明石家さんまさんが弟子の時の話です。
いつものようにぞうきんがけをしていると、酔って朝帰りしたらしい師匠が通りかかり、
「なあ、そんなことしていて楽しいか?」 と聴いてきたそうです。
さんまさんが 「いいえ」 と答えると、「そうか、そうやろな」と一言。
そのあと師匠がかけたのは、「なら、どうやったら楽しくなるか、考えてみ」という言葉でした。
それからさんまさんは、どうやったらぞうきんがけが楽しくなるか、一生懸命考えたそうです。
もちろん、それで作業が楽になるわけはありません。
しかし、あれこれ考えるうち、ぞうきんがけがなんとなく楽しく、苦痛ではなくなったそうです。
勉強はなかなか楽しいものではありません。
しかし、一回、どうやったら楽しくなるか考えてみるのはどうでしょうか?
自分だけの答えが見つかると、もう勉強は楽しいものになるかもしれません。