私の考えの一つに、
『好きなことはどんどんやるべき』
というものがあります。
我々大人は、子供の趣味や部活動に対してどうしても将来性を考えてしまいがちです。
サッカーばっかりしているけど、プロになれるとは限らないし…
家ではスマホでゲームかYoutubeばっかり見てるけど大丈夫か…
というようなお話はよくお聞きします。
「それが将来役に立つのか、仕事に生きるのか」
というご心配なのだと思います。
しかし大丈夫です。必ず役に立ちます。
それがいつどんな形でかはわかりません。
しかしきっと役に立ちます。
ゲーム、スマホ、遊び、どんなことであっても好きなことはどんどんやらせるべきだと思います。
「好きなことをやることの良さ」があるからです。
まず「のめり込めること」です。
好きなことをやっているときって時間を忘れるぐらい集中しますよね。
集中しているのでどんどん吸収して学んでいけるし、時間も気にならないので学ぶ時間(量)も多くすることができます。
好きなことにのめり込めることの強みです。
次に、「自発的・主体的にになること」があります。
好きなことなので当然自分から積極的にやろうと思うし、好きなことはたくさんやりたいですよね、ということです。
自分から積極的にやろうと思う「主体性」。これはなかなか身に付けることが難しいんです。
学校教育ではどうしても「やらされること」が多くなってしまうため、主体性を身に付ける機会はありません。
だからこそ学校以外は好きなことをとことんやることが重要です。
ちなに、私は社内ではパソコンに詳しい方ですが、それはネットゲームのおかげです。
中学~高校ぐらいまで、ネットのオンラインゲームにかなりハマっていました。
ゲームを自分でインストールして、設定して、ゲームの情報をネットで調べました。
いいパソコン安く手に入れたいと思って、パソコンのパーツを買って来て自分で組み立てたりもして…(汗)
そんな感じでいつの間にかパソコンに詳しくなり、今の仕事に生きています。
オンラインゲームに夢中になっているときは、「これが将来仕事に生きるんだ!」なんて微塵も思っていませんでした。
つまり、今やっていることがどう生きるのかなんて誰にもわかりません。
だからこそ好きなことをやって行動の量を増やし、少しでも多くのことを学んでいくことが重要なのではないでしょうか。
お子さんの好きなことには制限をかけず、できる限り好きにさせるのがよいのではないかと思います。