言葉の力

秋には様々なイベントが控えています。

運動会、音楽会、修学旅行などなど。

もちろん、学校によっては一学期に終わってしまっているものあると思いますが。

 

さて、今回は言葉が持っている力のお話をさせてもらいます。

 

言葉には力があります。

「がんばって」と応援されたら、元気が出て、実際にがんばることができます。

「ありがとう」と言われれば、嬉しくなり心がポカポカになるでしょう。

逆に「ちゃんとしなさい。」と注意されるとムカついたり、落ち込んだりもすると思います。

 

これらのことは、みなさんも経験があると思います。かけられて言葉によって、人の気持ちが動くのは、言葉に力があるからです。

 

言葉には不思議な力があります。

 

これを「言霊」と言います。

 

言葉にはその文句以上に何か不思議な力や気持ちがこもります。

良い言葉にはポジティブな気持ちが宿ります。逆に、悪い言葉には、ネガティブな気持ちが宿ってしまいます。

そのために、相手のことを考えた言葉選びが大事になります。

悪い言葉と共に気持ちまで相手に植え付けてしまうのは、忍びないです。

 

言霊の有名な実験として、植物を使ったものがあります。

植物にポジティブな言葉、「ありがとう」、「大好き」、「うれしい」などの声をかけた育てたものと、声をかけずに育てたもの、ネガティブな言葉、「嫌い」、「きたない」などの声をかけて育てたものを用意して結果を比較します。

結果は、ポジティブな言葉をかけた植物の発育が早く、ネガティブな言葉をかけた植物はかれてしまったのです。

 

これは植物に限らないと思います。

実際にコミュニケーションできる人どうしでは、植物以上の言霊の力を受けていると思います。

したがって、良い言葉、ポジティブな言葉を使うように心掛けてください。そのほうがきっと、良い何か、不思議な力を得ることが出来るでしょう。

 

私個人的には、「すみません」を「ありがとう」に変える運動をしています。

何かしてもらったときに、「すみません」よりも「ありがとう」と言った方が、きっとポジティブな気持ちになれると思います。

よかったら、みなさんもやってみてください。