今年もあとわずかになりました。
心残りはありませんか。
新年に立てた目標を達成できるのも残り一ヵ月です。
今年のことは今年の内にやってしまっておきましょう。
さて、今回のテーマは漢字です。
多くの生徒が漢字を覚えるのを嫌がっているようなので、漢字をどうして覚えなければいけないのか、からお話ししたいと思います。
なぜ、漢字を覚える必要があるのか。
それは、テストのためです。
小学校では漢字の五十問テストを始め、テストには漢字がつきものです。
中学校でも中間、期末テストでも漢字は必ず出てきます。
さらに、滋賀県の高校入試でも二十点は漢字の問題が出てきます。
したがって、テストのために漢字は必要です。
また、漢字を知らないとそもそも勉強が出来なくなるので、覚える必要があります。
国語の文章はもちろん、他の科目でも教科書は漢字で書かれています。
つまり、漢字を知らなければ他の科目の勉強もすることが出来なくなるのです。
「漢字を覚えないことにデメリットはないのです。」
では、漢字をどのように覚えるか、についてです。
まず、読みを繰り返し声に出して覚えます。
歌と一緒です。
耳で聞いて音を覚えるととっつきやすくなります。
次に意味を覚えることに注視してください。
意味を覚えられれば、漢字を覚えるのはとても楽になります。
例、「墾田永年私財法」…新たに開墾した土地は永久に農民たちの法律。
墾…荒れ地を耕す 田…田んぼ 永年…永久に 私財…私(個人)の財産 法…法律
「墾田永年私財法(こんでんえいねんしざいほう)」という長い漢字も意味を踏まえて考えられています。
意味を知れば、漢字を覚えるのは少し楽になるのです。
意味を意識して漢字を覚えてみましょう。