楽しい、うれしいに勝る動機無し。

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先日は、勉強を楽しむと言う事について触れました。しかし、勉強はしんどく、辛いものでもあります。

そこで、今回は、勉強ができると「うれしい」と感じる事について考えてみたいと思います。

みなさん、「算額」という言葉は御存知でしょうか?

日本独特の学びの文化の一つで、神社や寺院に奉納された和算という日本独特の計算方法使用した、「数学の問題や解法」を奉納する為の絵馬の事です。

昔は、数学の難しい問題が解けたら、それを感謝して、神様に報告する為に奉納していました。

そこまで大げさにならなくても、実際に難しい問題が解けたらスッキリしますよね?

昔の人はその「スッキリ」が、神様からの「御褒美」だと捉え、感謝していたのです。

算額の風習は未だにいくつかの神社や寺院で残っていますし、今では「なぞとき」や「水平思考ゲーム」として形を変えてそういった頭脳的な喜びを感じるコンテンツは残っています。

 

「なぜ勉強するのかわからない」

 

こうおっしゃるお子様は少なくありません。質問された大人はアレやコレやと説明をします。ですが、ここで難しい答えは余計に子供を説得できず、より勉強から離れさせてしまう原因にもなりかねません。前回触れたように、一つづつ考えさせて、実感させる事がもちろん大事なのですが、なかなかイメージが出来ない子もいます。

そういう場合は・・・その子にとって少し難しい問題を解かせてみてください。そして解けなかったときに少しヒントと学びを与えて自力で解かせてみてください。解けたときにきっと「すっきり」します。この喜びを感じる為に勉強をやってみる価値はあると感じてもらえるはずです。勉強→うれしい(すっきり)の連動体感させる事が重要なのかと思います。

楽しい、うれしいをより感じる為に、皆様も大人になってからも色々と勉強をされているかと思います。

親子で楽しく「学び」を「楽しみ」、「うれしく」思えたら、自然と勉強が「当然」の事になっていくのです。