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今月は、滋賀県私立入試で始まり、今週の学年末テストまで本当に慌ただしくあっという間の1か月でした。そして、残すは来月の滋賀県公立高校一般入試のみとなりました。
まだ入試が残っておりますので、振り返るのは早いのですが、今月特色選抜で合格をした生徒には本当に感心させられましたので、少しご紹介をしたいと思います。
今までのブログでも書いてきましたように、今年度は本当に難しい受験生活だったと思います。その生徒も、1学期は休校期間が長く、部活もなんとなく引退したような状況で、夏休みに高校説明会もなく、志望校がなかなか決まらずになんとなく受験勉強をしているような状況でした。(頑張ってはいましたが)
実力テストや模試の結果も良いときもあれば悪い時もあるような志望校を決めにくい状況が続いていましたが、高校説明会で志望校が決まってからは見違えるような姿になっていきました。
志望校を決めたことを報告されたときは、私は少し難しいのではないかと思っていました。
だけど、いきなり否定してはいけませんので、志望校が決まった以上は全力で頑張って合格を目指そうと、そこから本格的に受験勉強がスタートしたように思います。
志望校が決まってからの様子は、学校が終われば毎日すぐにこちらに来て、塾が終わるまでひたすら机に向かっていました。(今年度、私の次に教室の滞在時間が長かった人です)
実力テストや模試の直し、普段の授業での間違いなど、納得がいくまでとことん問題に向き合ってくれていました。私としても、ここまで頑張る生徒にはいろいろなものを与え、納得がいくまで頑張ってもらおうと逆に引っ張られていたようにも感じています。
本気で頑張ったことで、実力テストや模試でも結果がすぐに出たことで自信を持ち、更に12月以降はペースも上がり、1月の模試では、志望校の判定もA判定になりました。
一般では合格できるレベルまで到達しましたので、特色の対策もしていましたが、そこでも素晴らしい姿を見せてくれました。
国語専科まほろばの先生(元高校の国語教師)にも協力をしてもらい、小論文の練習をしていきましたが、同じテーマの内容を最低3回以上は納得がいくまで書いていました。入試前最後の小論文は、最初に書いたものとは別人が書いたのではないかと思える内容になり、まほろばの先生からもお墨付きをもらっていました。
努力の結果、特色選抜での合格を勝ち取ってくれました。
前回のブログでも書いたように諦めない姿勢で努力することで、目標は達成できることを証明してくれたように思います。
合格発表の日は、聞かなくてもわかるくらいの最高の笑顔で報告に来てくれました。
その後、保護者の方ともご連絡をさせてもらうと、本人の努力には感心されていて、結果にもすごく喜んでくれていました。
親が認める努力こそが本当の努力だと改めて感じましたので、これからも生徒と関わらせていただく上では、そこまで頑張らせていきたいと思います。
そして、公立一般入試を控えている生徒には、自信を持って当日を迎えられるように、残りの時間も共に頑張らせてもらいます。