悔いを残さないために

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今年も残すところ、あとわずかです。

皆様は、今年一年を振り返るとどんな一年だったでしょうか?

私は今年の四月から新しく栗東校を担当させていただきました。

教室や学校によって、生徒の雰囲気も違うため、本当に新鮮な一年でした。

私の印象としては、栗東校は大人しい生徒が多く、最初は話していても、微妙な距離感を感じることが多かったです。

どのようにしたら、心を開いてくれるのか、授業を通じて生徒の様子を見させてもらう中でも、最初はつかめずに苦労した記憶があります。

しかし、ある時、教室によって雰囲気が違うためなどの先入観があったことに気が付き、その先入観を取っ払って関わっていくと、あまり反応がなかった子も、今では学校の話などを話してくれるようになりました。

そこから学んだことは、大人しいから話し方を変えようとするとかえって距離感ができてしまい、向こうは自分だけ扱いが違うことを察し、心を開いてくれないということでした。

人生の中で見ると、私との関わりはほんの一部ですが、小中学生の時期は周りの環境によって、様々な刺激を受けて成長していく大切な時期で、また受験など進路先によって、今後の進み方も変わっていくため、本当に大切な時期になります。

そのため、現在の中3生にもお伝えしていますが、あの時もう少し頑張っていればと後悔をしてしまう人生は送ってほしくないです。

後悔をしても、過去に戻ることができませんので、今できる最大限の努力をしてもらい、自分の望む姿に一歩でも近づいてもらいたいと思います。

全力で取り組んだことがすぐに結果に表れるというのは難しいですが、目標に向かって考え、努力してきたことが今後の人生において、大きな財産になると思いますので、全力で努力し、たとえ結果が振るわず、落ち込んでもそこから這い上がり、何度も目標に向かって挑戦できる、そんな強い大人になってほしいと思います。

私も今できることを精一杯頑張り、生徒一人一人と向き合っていきたいと思います。