中学1年生

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5月も本日で最終日となりました。天気のいい日も多く、夏のような暑い日が続くようになってきました。まだ早いかもしれませんが、今年も熱中症には注意をしなければいけませんね!

 

5月は、新年度最初の定期テストの月になりますが、今年度は私の関わらせてもらっている中学校では様々でした。

守山校に通ってくれています生徒では、守山南中学校と栗東西中学校が中間テストはなく、守山北中学校だけが中間テストがありました。

守山第二校では、明富中学校は中間テストがありました。

 

中間テストがあるのかないのかで、期末テストへの影響はとても大きいです。

守山南中学校のように、以前は5月に中間テストがあった中学校では、期末テストだけになってしまったことで、期末テストでの通知表の比重が大きくなり、生徒へのプレッシャーも大きくなっているように感じます。生徒と言いましても、昨年を経験している中学2・3年生のことですので、やはり一番心配なのは例年通り中学1年生になります。

 

中学1年生にとりましては、入学してから新しいことばかりで中学校生活を送っているだけでも疲れてしまう時期に、部活の正式入部や定期テストなど頭も体もまだまだついていけていない生徒が多いのではないかと思っています。

その中で、中学1年生の生徒には提出物を持ってきてもらうようにしているのですが、そこである傾向を毎年感じます。(必ずではありませんが)

それは、中学1年生の生徒が長子なのか長子ではないのかということです。

長子の生徒は、もちろん保護者の方も初めての中学校になりますので、分からないことばかりです。提出物と言われても、何を提出するのかなどは、範囲表をもらうまで分からないということも多いです。

逆に、兄姉のいる中学1年生は、保護者の方からアドバイスをもらいながら提出物なども少しずつ進めることができています。

 

この傾向は100%ではありませんが、確率としてはとても高いのではないかと毎年感じています。提出物を出すなど、当たり前のことを当たり前にすることは当然大切ですが、当たり前が分からないのがこの時期の中学1年生です。

 

中学校では小学校の時のように、担任の先生が細かくいろいろなことを指示はしてくれませんので、自立していかなければいけなくなっていきます。それでも最初からできることはありませんので、1学期の間はそこもサポートしていきたいと思っています。(2学期以降は、自分で考えていけるように)

 

点数を上げることはもちろん大切ですが、そのためには過程が一番大切だと思います。

中学1年生には、定期テストに向かう姿勢や準備をしっかりと伝え、この1年で自分の学習スタイルを作っていけるようにサポートをしていきたいと思います。

 

皆様、今後ともどうぞよろしくお願い致します。