冬期講習会スタート

個別指導base 守山第二校 吉村

 

いよいよ冬期講習会スタートです。個別なので人それぞれ違いがありますが、簡単にまとめると、「苦手科目克服・得意科目のさらなる学力向上」が目的です。

 

まずは苦手科目。高校受験・定期テストは「暗記」さえできれば、平均点以上の得点は確実にとれます。むしろ8割は得点できるのではないでしょうか。大学受験だっていけます。要するに「暗記」ができるかどうかがカギを握っています。シンプルに考えてください。暗記の仕方も人それぞれです。人によって効果的な暗記方法は違います。だから時間をかけてその子にあった暗記方法を探らせていただきます。自分に合った暗記方法さえ見付かれば、それは一生の財産になります。大学受験、資格試験、などすべてが暗記でクリアできるのです。

 

そして得意科目。暗記で得点できるのは8割です。残りの2割は思考力・論理力が必要です。例えば、理科。学習指導要領が改訂となり、滋賀県公立高校入試でも記述がトレンドになりつつあります。記述問題は暗記した知識と知識が頭の中でつながっていないと得点できません。

2013年度のある超難関中学校の理科の入試問題です。

 

「99年後に誕生する予定のネコ型ロボット、ドラえもん。このドラえもんが優れた技術で作られていても、生物として認められることはありません。それはなぜですか。理由を答えなさい。」

 

この問題では生物の特徴を知識として持っていなければ正解できません。

でも、生物の特徴さえ知っていれば難しい問題ではありません。日常会話で、友達や親、先生に話すように、知っていることを解答欄に記述すればよいのです。(練習は必要ですが。)

「応用問題ができない。」「記述ができない。」という前に、まだまだ知識の下地ができていないことを認識しましょう。

知識がそろえば、残り2割の正解が見えてきます。

ちなみに上の問題の正解は、「自分自身が成長したり子を作ったりしないから生物ではない。」です。「ビッグライトを使えば大きくなる。成長する。」と思った人は残念。生物の生長は細胞の増殖をいいます。ビッグライトは部品一個一個が拡大するだけなので、不正解です。