なぜ勉強するの?

誰しもがふと思うことかと思います。
皆さんにとって「学校」ってどんなところですか?当然ですが学校存在の本当の目的は「学ぶところ」
にあります。
友達と遊ぶところ~!⇒はい、学んでいます
給食を食べるところ~!⇒はい、これも学んでいます
部活をやるところ~!⇒はい、これも学びです
休み時間が大好き⇒はい、素晴らしいことを学んでいます

皆さんは学校生活を通して、色々なことを体験し、学んでいます。友達と遊んで人の大切さを学んだり、
皆で給食を食べて自分の好き嫌いが克服できたり、部活をやって努力を続けることへの大切さを学んだり、休み時間
を通して協調性を学んだりしています。では、なんで数学や英語を勉強するのでしょうか?

・・・実はそういった基本的生活を送るのに欠かせないのが学校の授業なのです。

では主要の5教科において「なぜ学ぶのか?」について考えてみましょう。

国語⇒国語って日本語の学習ですよね。思ったことがうまく伝わらなくて、友達とけんかをしてしまったことはありませんか?

数学⇒ご存知のように「数の学習」。スーパーに行って3割引の商品を見つけたときにどうしましょうか?紙と鉛筆を使わずに
頭の中で計算しなければなりません。

英語⇒異文化体験・国際化社会への準備。英語は言わずと知れた「世界の共通語」です。アジアの先進国として長い間頂点に
立って来た日本人だからこそ、今の国際社会への影響は計り知れません。小学校の授業で英語が必修になる出来事も
その流れを受けた影響です。

社会⇒今を知る教科。地理と公民は今の世の中を知るため。今の世の中を知るためには、過去を知る必要がある。それが歴史。

理科⇒世の中で自然に起こっている出来事を知る教科。なぜ?どうして?という「不思議」を解明していく。
また、研究により進歩し、生活が豊かになったりする。

実は学校で教わっていることは、皆さんが友達と常識を持った楽しい学校生活を送ることを可能にしています。
日本の首都が東京だとわからない人を皆さんはどう思いますか?中学生になってお店でものを買うときにお釣りがいくらか
わからない友達がいたら、どう思いますか?それを学べているのなら、学校の授業が役に立っている証拠です!

また、それらは嬉しいことに全て皆さんの将来に繋がります。学ぶということは「定期テスト・模擬テストで良い点を取るため」
や「親や先生にしかられないようにするため」ではなく、「将来の自分のため」なのです。

私は中学生の時に「人は一生学習するもの」と聞いた覚えがあります。
みんなと同じ頃には「それはなぜなのか」など考えもしませんでした。というより「あえて考えなかった」という方が正確かもしれません。
その時の私は最悪ですね。

このブログを読んでくれている皆さんには、物事に常に疑問を持ってもらいたいと思っています。そして「自分の将来のために学習している」
、このことを忘れずに楽しく日々の生活を送ってもらいたいと思います。