個別指導base 栗東校 丸山です。
夏休みも残すところあと4日となりました。
みなさんにとっては、長いようで短かったようですね。
最近、突然の豪雨に見舞われることが多いような気がします。
そこで今回は異常気象について学習してみました。
気象庁では『過去30年の気候に対して著しい偏りを示した天候』
を異常気象と定義しています。
20世紀頃から、工業化、文明化が急速に進行して異常気象が多く起こるように
なったとされています。しかし、増加の原因は異常気象自体の増加のみによるもの
ではなく、通信技術の発達や開発により多くの異常気象が報告されるようになったこと、
人口の増加や貧困、建築物の長寿化などにより社会的に異常気象による災害に対する
リスクが高まったこと、気象に関する知識の普及や気象学の進展なども一因です。
一般的に古気候学では、地球規模の温暖期は極地と赤道の気温差が小さくなり
気象現象が穏やかになる一方、寒冷期は気温差が大きくなり気象現象が激しくなる
とされています。しかし、温暖期や寒冷期は地域的に発生することも少なくなく、
その場合は例外が起きます。ただ、気象現象の激しさの推定に関してはまだ正確では
ありません。
また、暖冬や猛暑、局地的な雷雨や突風、強い台風などの1つ1つの異常気象について、
その原因を探る向きがあります。偏西風の偏り、広域的な気温や海水温の偏り、
エルニーニョなどの大気変動を間接的な要因として挙げることができますが、
地球温暖化が原因かどうかは推定するのは難しい部分があります。
地球温暖化との関連性をはっきりと断言できるものはほとんどなく、多くは
『分からない』としか言えない程度の関連性しかないようです。
残り4日間、勉強に、部活に悔いの残らないよう頑張りましょう!